頼んだはずの案件がいつまで経ってもできていない…
割り振った仕事を覚えようとすらしない…
どうして?なぜ? 見ているだけでイライラしてしまいます。
実は、仕事ができない人に共通の特徴があることはご存知ですか?
周りから「あの人は仕事ができない」とヒソヒソ囁かれる…誰だってそんなことされたくありませんよね。
自分はダメな特徴に当てはまっていないか、ここで一度チェックしてみましょう!
仕事ができない特徴と改善法
ネガティブな口癖がある
「でも」「だけど」「だって」「どうせ」など、頭文字がDから始まることから「Dワード」と呼ばれるネガティブワードがあります。
上司に注意されたり、失敗を指摘された時に一番に口に出す言葉がネガティブなDワードの場合は危険信号。
誰しもネガティブな部分はありますが、あまりにも多すぎると仕事場の仲間はうんざりしてしまいます。
仕事ができない上に口から出るのはマイナスな言葉ばかりでは、自ら株を下げているとしか言えませんよね…。
日々の言動から習慣になっているものが無意識です。まずは意識をして矯正していかなければ、直すことはできません。
思ったことをなんでも口にするのではなく、一度頭の中で発言してから口に出すようにするとGOODです。
時間の管理ができない
10日までに終わらせなければならない案件を任された場合、「10日までに終わらせる」と考えて行動します。
仕事ができる人は「7日までに終わらせる」と、後に余裕をもたせてスケジュールを組んでいきます。
しかし、仕事ができない人は最初からギリギリのスケジュールをたててしまうので、突然の事態に対応しきれず、必ず進行具合に支障がでてしまいます。
スケジュールをたてる場合は必ず余裕を持ってたてるようにしましょう。
理想を追いかけてスケジュールを組み立てるのも良いですが、自分に合ったペース配分も大切ですよ。
無理をせずにこなせる量を考えましょう。休憩もスケジュールのうちです。
まずは計画通りにやってみて、気になるところがあれば後から改善していけば良いんですから。
今できないこともそのうちできると思っている
意欲的に行動しない限り、スキルがそのうち身につくことはありません。
自転車に乗りたいと思った時、補助輪をつけて何度も何度もペダルを漕いで進む練習をします。
途中でバランスを崩して転んでも、また起き上がって再びペダルを漕ぐことを繰り返します。
自転車に乗りたいのであれば、この手順を必ず行いますよね。
今できないことを願望のままで止めていても、気がつくとできるようになっていた…なんて絶対にあり得ません。
凄いと言われている人は、必ず影で圧倒的な行動をしているんです。
後延ばしにすればするほど、立ち上がる時に膨大な労力を費やすことになります。
「やろう」と思った瞬間がこれからスタートする絶好のチャンスなのです。
起業などで成功している方達は、後延ばしにはしないことを原則としているそうです。あなたは、「やろう」と思うだけが趣味になっていませんか?
ミスを他人のせいにする
一言でいうと責任感がありません。
ミスを知らんぷりして他人のせいにするのは大人の世界にありがちですが、やはり自分のお尻は自分で拭えないようでは周囲からの目も厳しくなります。
誰しも責任を取りたくないというのが本音ですが、ミスを他人に擦りつけるばかりでは「責任感がないな」ということで仕事を任せてもらえなくなる危険性が高まります。
まずは謝罪をしましょう。「すみません」の一言で、相手の気持ちもガラリと変わります。
「自分は罪をかぶりたくない」と考えている人ほど、第一声が言い訳になります。
ある程度言葉を並べた後に、やっと謝罪の言葉がきます。
「すみません」の大安売りはいけませんが、”仕事ができる人”というのは”謝ることができる人”です。
失敗のない人生では、人生に失敗してしまいますよ。
完璧を求めてしまう
仕事ができる人=100%の仕事をしているわけではありません。
もちろん完璧にこなしているデキる人もいますが、何十年も仕事をしてきたからこそ身についているスキルを使えるからで、それを数年のスキルしかない人が越えようとするのは絶対に不可能です。
ラケットも握ったことがない人が、いきなり代表選手としてオリンピックに出る!…なんて絶対にありえないですよね…。
仕事ができる人は、”大体で終わらせる”ことができる人です。
完璧を求めてしまう人は、”完璧にやりすぎて終わらせることができない”人ばかりではありませんか?
最初から質を高めようとすると、一つのことにしか目が行かなくなり「仕事が遅い」とレッテルを貼られてしまいます。
完璧にこなすという意欲はとても素晴らしいのですが、50%でもいいので仕事をこなしていくことから始めるのが吉です。
数が増えて行くにつれて勝手が解り、そこで初めて質を追求していくことができるようになります。
メモをとらない、見返さない
会社での会議や、新入社員でこれから仕事を覚えていく…といった時に、メモをとることは非常に大切です。
しかし、メモをとっても見返さないのでは意味がありません。
ノートに書くだけで満足してしまっていませんか? 最後にメモを開いたのはいつですか?
仕事場では、学生時代のように友達へ持ち物の確認や予定を訊ねたり等、気軽な行動ができません。一回で覚えるのがデキる人です。
しかし、人間は一度言われただけでは覚えることが難しい生き物ですよね。私は以前、「同じことを何度も聞いている」と職場の上司に怒られたことがあります。
最悪なことに、自分では自覚していなかったので……「もうこんなことで怒られたくない!」と、些細なことでもメモ帳に書き込むようにしました。
「メモ帳しか頼れるものはない」と自分を追い詰めていたのを覚えています^^;
一度質問したことをまた質問しないようにする、というのは当たり前ですが、なかなか難しいものです。
無理に自分を追い詰めるのはやり過ぎですが、だからといって二度聞きが怖いからと質問をしないのはダメですよ!
常に忙しそうにしている
事あるごとに、「忙しい」アピールをする。
本当に忙しい人や仕事をしている人は「忙しい」「仕事をした」などと周りに言いふらしたりしません。
わざわざ人に言う暇があれば黙って手を動かしています。
報告、連絡、相談の頭2文字を取って「ホウレンソウ」と呼ばれていますが、実行することが中々難しいものでもあります。
何をホウレンソウし、何を不言実行とするかは見極めが難しいところですが、黙って目の前の仕事をこなしていれば周りの人は必ずその姿を見ています。
静かにあなたの仕事を評価してくれている所へ、自ら忙しいアピールをすればするほど簡単に評価が下がっていくことは目に見えていますよね。自分の仕事の出来を評価するのは周りにいる他人です。自分ではありません。
仕事に対するやる気や情熱がない
「仕事上で気付くことや上司にする質問がない」という方は、何をしに会社へ行っていますか?
あなたが入社して周りより日が浅ければ、どんどん問題点を見つけて質問をしていくべきです。
どこへ行っても口すっぱく言われることですが、仕事上での小さな気付きや質問がないとなると、あなたにとってはただ時間が過ぎるのを待っているだけのつまらない仕事になります。
誰しも自分の好きな趣味のことでは、どんなに小さな問題点でもすぐに気付いて改善しようとしますよね。
社長や上司など、会社内で何かしらの肩書きを持っている人は最低5分間、自分の仕事について話し続けることができるはずです。話すことができるということは、同時に会社に情熱があるということでもあり、これから自分が何をしていきたいかというビジョンがしっかりと持てている人でもあります。
会社の経営理念など、当たり前のようなことでもいざ聞かれると答えられない人もいるのではないでしょうか?仕事ができるようになりたいなら、まずは自分がいる会社のことをよく知ることから始めましょう。
基本的な質問には最低限答えられるようにしておくと安心ですよね。
仕事ができない人なんていない
いかがでしたか?
あなたは仕事ができない人の特徴にどれだけ当てはまっていたでしょうか?
「全部当てはまっている!」という人もいるかもしれません。
もしあなたが全て当てはまっていたとしても、落ち込むくらいなら 今ここで自覚できたことを褒めてあげるべきです。
自覚できたことが一番の成長だと思いますよ!
しかし、こうやって”仕事ができない人の特徴”をいくつか挙げていきましたが、本当に仕事ができない人はいないのです。
誰しも向き不向きがあり、得意と苦手がありますよね。
あなたが気付かない部分を他人が気にしたり気をつけたりしているということで、その逆だってもちろんありえます。
他人の短所は自分の長所です。
昨日より今日の視野を広げてみてください!