あなたは、父方の祖母、または母方の祖母とよく買い物に行ったり食事に行ったり、お互いの時間を共有していますか?
共有している時間は、どちらの祖母とも同じ分だけ過ごしていますか?
例えば…
仲が悪いわけじゃないけど、なんとなく一緒に出かけづらい…。
そんなモヤモヤを抱えていませんか?
片方の祖母とだけ仲良くしていると、もう一方の祖母が寂しそうにしている気がする…。
でも、出かけたり食事に誘うのはちょっと気が引けちゃうな…。
一緒に過ごす時間を共有して仲良くしたいと思っているけれど、実際に行動しようとすると心のどこかでストップが入ってしまう。
そう考えてしまうのは、なぜでしょうか?
祖母と仲良くしたい。でも気が引けちゃう
嫌いだったり、仲が悪いわけではないけど、もう片方の仲良しな祖母のように遊ぶことができる関係になれたら…。
今のあなたは、心はあるけれど、気持ちが追いついていない状態ですよね。
一緒に暮らしているからこそ、近い存在すぎて逆にお互いの時間を共有することがない場合もあります。
別々に暮らしている祖母とはたまにしか会えないけれど、その”たまに”という貴重さがあるので積極的に話をしたり、出かけたりを多くするかと思います。
その逆で、一緒に暮らしているからたくさん会話があるけれど、たまにしか会わない祖母とは少しぎこちなく何を話して良いのか分からない…という場合も勿論あります。
どちらにせよ、「おばあちゃんと仲良くしたい」と思ったということはとても素晴らしいことです。
何かしらのキッカケがあって、このままではいけないのでは…と感じたんですよね。
ぜひ、その心は大切にしてください。
あとは、なぜ気が引けてしまうのか?という気持ちの理解と整理だけです。
誘うのに気が引けるのはなぜ?
外出しよう!と誘うだけなのに、なんだか恥ずかしいし言いづらい…。
もしかすると、『自分はそんな柄じゃない』と思ってはいませんか?
今までどこかへ一緒に出かけたりしなかった自分が、祖母の前で無意識にキャラクターとして固定されているのでは、と思います。
小さい頃からそれが”普通”となって習慣化されてしまい、今に至っているのではないでしょうか。
もちろん『2人で出かけることに慣れていない』という理由もあります。
どんな会話をすればいいのか、お互いに気を遣いまくっていたり…。
時には、他人ではないけれど他人のような余所余所しさを感じてしまう場合も…(汗)
このような心のモヤモヤが邪魔をする大きな原因としては、お互いの共有している時間が圧倒的に少ないからではないのでしょうか。
となると、心のモヤモヤを取り去るには一緒に過ごす時間を増やすべきであると言えますね。
しかし、あまり一緒に過ごしたことのないおばあちゃんに、「一緒に過ごそう」とはなかなか言いづらいですよね。
少々照れくさいですし、勇気も必要です。
では、どうすればいいのでしょうか?
行動を起こすのは、まず自分から。
いつでも誰にでも無愛想で、話しかけてもツーンとしている人に「やっほー!この前さぁ〜…!」と笑顔で話しかけ続ける人なんていませんよね。
笑っても笑い返してくれない人には、周りは「何だこの人…」と次第に話しかけてもくれなくなります。
もっと人と楽しく話したいのであれば、無愛想で居るのではなく、自分自身も笑いかける必要がありますよね。
相手は、自分の鏡です。
自分が行動することによって、次第に相手の行動も変わります。
扉をノックしてくれるのを待っているだけでは、いつまで経ってもその時は訪れません。
初めから食事はハードルが高いので、「お買い物に行こう!車の運転は私がするから!」と、半ば強引に誘ってみる方が誘いやすいかもしれません。
今まであまり時間を共有していない溝を埋めるのですから、数回出かけたくらいでは恥ずかしさや違和感は拭えません。
それでも、何度も何度も一緒に出かけることで、「それが普通」となってきます。
人間は順応性の高い生き物なので、全く慣れないということは絶対にありませんよ。
溝を埋めるということはなかなか骨が折れますが、得られるものは沢山あるはずです!
最後に
おばあちゃんには、いつまでも元気で長生きして欲しいですよね。
お年寄りになってくると、段々と行動範囲も狭まってきて家で居ることが多い方もたくさんいらっしゃいます。
毎日ずっと家でいるのではなく、あなたと一緒にするお出かけはおばあちゃんには大切な思い出となるはずです。
普段と違う行動も、日常の刺激となって非常に喜んでもらえるでしょう。
仲良くしてあげるのではありません。仲良くするんです。
もしかすると、あなたから声がかかるのをずっと待っているのかもしれませんよ。
千里の道も一歩から。まずは行動してみる。
扉は叩いてみないと相手に伝わりませんからね。
応援しております…♪(u_u*)