ここでクイズです。今年の秋分の日はいつでしょうか?
…パッと答えられる方は、結構少ないと思います。
そもそも9月だったのか、10月だったのか…それすらも分からないぞ…?
うーん、9月と10月って、なんだかごちゃごちゃになるんですよね…あ、私だけ?(・・;
そんな重症な方は滅多にいないと思いますが(苦笑)、
日付が答えられた方は、秋分の日とは何をして過ごすための日なのかはご存知ですか?
秋を告げる日だけではなく、実はちゃんとした意味のある日なのです。
そこで今年の日付と共に、秋分の日の意味や過ごし方についてご紹介したいと思います!
秋分の日の意味は?何をする日?
日本の祝日に関する法律によると、秋分の日というものは「先祖を敬い、亡くなった人々をしのぶ日」とされています。
ただ「秋が来たよ〜」というだけの日ではないんですね…!
秋分の日が近づいてくるとお彼岸のお墓参りの段取りをされる方もいらっしゃるかと思いますが、法律でもきちんと定められているんですね〜。
詳しいお彼岸のお墓参りについては、以下の記事をご参照くださいね。
参考記事
お彼岸のお墓参りはいつ行こう?お参りの時間帯や行けない場合は?
他にも、昼と夜の長さが等しくなる日とも言われています。
実際には昼の方が少し長いのですが、まあ大体ということで(笑)
2017年の秋分の日はいつ?
2017年(平成29年)の秋分の日は、9月23日(土)です。
今年は土曜日と被ってしまうため3連休とはなりませんが、秋分の日は毎年同じような日付となっており、9月22日か9月23日のどちらかとなっています。
秋分の日は地球が日本時刻で『秋分点』を通過する日とされており、国立天文台が発表する冊子によってその年の正式な日付が決定されます。
秋分の日はおはぎを食べる日?
おはぎといえば秋分の日、と連想ゲームのように頭に浮かんでくる食べ物かと思います。
昔はおはぎの材料である小豆はとても高級品であったため、大切な日や特別な人へ贈るための品とされており、それがいつしかご先祖様にお供えされるようになりました。
小豆の赤い小粒は魔除けの効果があるとも言われており、おはぎをお供えすることによってご先祖様を供養するという意味でも親しまれるようになりました。
おはぎに似た食べ物で”ぼたもち”というものもありますが、ぼたもちは春分の日に食べられるもののことを指します。
春分の日…ぼたもち
と季節によって別の名前で呼ばれていますが、実は材料は同じものが使われています。
強いて言うならば、秋のおはぎは粒あんが使われており、漢字で「お萩」と筆記するように萩の花に似せて細長い俵の形で作られます。
春のぼたもちはこしあんが使われており、こちらも漢字で「牡丹餅」と筆記するように牡丹の花に似せて丸く大きめの形で作られます。
本来ならば正しい作り方で作られたものをお供えする方が良いのですが、粒あんとこしあんは人によって好みが分かれてしまいますので近頃のスーパーでは両方のあんで作られたおはぎ(ぼたもち)が販売されています。
まとめ
秋分の日が訪れると、「秋だな〜」と改めて実感できる過ごしやすい気候になっていますよね。
秋分の日は、ただの祝日ではなく「先祖を敬い、亡くなった人々をしのぶ日」というれっきとした意味のある日ということが分かりました。
暑さが過ぎ、外へ出やすい季節でもありますので、この機会にご先祖様のお墓参りへ訪れてみてはいかがでしょうか?