ウミホタルや漂流郵便局、瀬戸内国際芸術祭などで有名な、香川県三豊市に所属する粟島。
アクセス方法は様々で、「時間を取るか」「お金を取るか」で交通手段が変わってきます。
画像は粟島の航空写真ですが、ヘリコプターのプロペラのような形をしていますね^^
今回は「なるべく早く行きたい!」という四国県民以外の方へ。
電車をメインに使った、粟島への行き方をご紹介します!
香川の粟島へのアクセス方法
粟島(あわしま)は、香川県三豊市詫間町に所属しています。
面積は3.68平方キロメートル、周囲は16kmのとても小さな島です。
まずは岡山県へ
電車を使う場合、香川県へ行くために瀬戸大橋を渡りますので、岡山県への移動が必須となります。
まずは岡山県までおいでくださいm(_ _)m
長距離移動の方は新幹線を使うと非常に速く便利です。
初めの目的地は岡山駅ですので、新幹線移動の方はそのまま岡山駅で下車して乗り換えてくださいね。
あいにく四国にはまだ新幹線は開通しておりませんので…、ここからは普通の電車での移動になります。
岡山県から香川県へ
岡山駅へ無事に到着すると、次は第2の目的地、香川県 詫間駅(たくま)へと移動します。
岡山駅から香川県へ電車で移動するためには、恐らく
・快速マリンライナー (香川へ行くための電車)
・特急しおかぜ (愛媛方面へ行く電車)
・特急南風 (高知方面へ行く電車)
のいずれかの電車を利用することになるでしょう。
時間帯により上記以外の名前の電車も発車していますが、目的地さえ合っていればどの電車に乗っても大丈夫です。
ここでは分かりやすく、3つの電車の利用を仮定して紹介しますね。
それぞれの特徴をまとめると…
快速マリンライナー
・1,2回 乗り換えが必要
・乗車券のみでOK
・特急より少し時間がかかる
乗り換え駅:坂出駅(さかいで)
特急しおかぜ (愛媛方面へ行く電車)
・乗り換えなし、または1回 乗り換えが必要
・乗車券に特急料金がプラスされる
乗り換え駅:坂出駅 または 多度津駅(たどつ)
特急南風 (高知方面へ行く電車)
・1回 乗り換えが必要
・乗車券に特急料金がプラスされる
乗り換え駅:坂出駅 または 多度津駅
※時間帯により、第2の目的地、詫間駅まで直通の特急しおかぜが発車します。直通の場合、詫間駅までは1時間弱で到着します。
特急に乗車する際は、乗車券+特急券が必要になり、別料金が上乗せされますのでご注意くださいね。
特急券は車内でも車掌さんから購入できますので、特急券を持たずに乗車してしまっても大丈夫です。
ただし、新幹線を利用される方は、新幹線の切符と一緒に特急券を購入しておく方がお得です。
香川県に突入! 最寄りの駅へ
ピンク色の路線が、移動に使う路線になります。
岡山駅から詫間駅まで直通の電車以外は、坂出駅 または 多度津駅 で乗り換えとなります。
電車によっては両方の駅で乗り換えがあることがあります。
坂出駅で下車された方は、JR予讃線・琴平行き(ことひら)へ乗車して多度津駅まで移動してください。
多度津駅で下車された方は、JR予讃線・観音寺行き(かんおんじ)へ乗車して詫間駅まで移動してください。
坂出駅で降りた方は、西へ行くには来た道を戻らなければならない仕様です^^;
乗り間違えでは決してありませんので、ご安心くださいね。
※「快速サンポート」など電車の名称が違う場合がありますが、向かう方面は同じなので停車駅名にだけお気をつけください。
お子様がいる方は、アンパンマントロッコ(特急のみ)も運行していますので、タイミングが合えば香川へ来た記念に乗車してみるのも良いかもしれませんね^^
車体にアンパンマンのキャラクターがたくさん描かれていますよ♪
これで無事に詫間駅まで到着です。
次は詫間駅から、船に乗るために港へと移動します♪
詫間駅から須田港へ
粟島へ行くための船が出発する須田港(すだこう)から、一番近い駅は詫間駅です。
およそ5kmの道のりなので、県外から来られた方には荷物もたくさんあって徒歩では少し大変です…(- -;
タクシーを利用するか、コミュニティバスでの移動が定石でしょう。
三豊市コミュニティバスを使って須田港へ
バス停は詫間駅を出てすぐ目の前にありますので、迷うことはないかと思います。
三豊市コミュニティバス詫間線へ乗車し、須田西口のバス停で下車してください。
↓ 三豊市コミュニティバス詫間線 【月曜日〜土曜日(祝日除く)運行】行きの時刻表 ↓
↓ 三豊市コミュニティバス詫間線 【月曜日〜土曜日(祝日除く)運行】帰りの時刻表 ↓
↓ 三豊市コミュニティバス詫間線 (日曜日・祝日運行) 行き/帰りの時刻表 ↓
運賃は目的地まで一律100円ですので、降車時に運賃箱へ投入してくださいね。
あらかじめ人数分の100円玉を持っておくことをオススメします。
小学生未満のお子様は、保護者同伴であれば運賃が無料になりますよ♪
詫間駅から須田西口までは間に12個バス停があり、移動時間は20分弱です。
須田西口で下車し、数分歩いていくと港に到着します。
こぢんまりとした待合所があるので、中にある券売機で乗船切符を購入しておいてくださいね。
ついに須田港まで到着することができました♪
後は船で粟島へと渡るだけ!ゴールは目前ですよ!
須田港から粟島へ
いよいよ大詰め! 須田港から粟島への移動です。
車もやっと1台乗せられるくらいの、小型の船での移動となります。
距離でいうと4.5km、15分程度の移動ですが、船酔いが心配な方は酔い止めを服用しておくといいでしょう。
船には椅子の席もありますが、3,4人が座れるカーペットの席もあります。
デッキから海を眺めながらの移動も良いかもしれません♪
料金や出発時刻など
須田〜粟島は、大人料金は330円です。
子供料金は大人料金の半額で、10円未満の端数は四捨五入します。ですので子供料金は170円です。
時刻表は三豊市のホームページに掲載されているので、こちらをご覧くださいね。
まとめ
香川県は、都会に比べると凄く田舎なのであまり交通の便は良くありません…。
1本逃してしまうと、5分や10分では次の便はやってこないので^^;
計画を立てる場合は、『何時何分の何に乗る』と時間を細かく計算して、スケジュールを組んでいくことを強くオススメします!
乗りたい船の時間からバスの時間、電車の時間…と、逆算で計画を立てていくとスムーズに立てることができるかと思います。
粟島へ行かれる方は、是非是非! のどかな景色を楽しんでくださいね♪
※これらはアクセスの1例となります。参考としてお使いくださいね。