金閣寺と並び世界遺産に登録されている銀閣寺は、年中通して観光スポットとして人気のある京都の名所です。
銀閣寺は足利義政が隠居のために造営されたものであることは有名ですよね。
今の時期は、紅葉の赤色と銀閣寺の”わびさび”のコントラストを見ることができます。
が、そこで気になるのが紅葉の見ごろや混雑具合ですよね…。
では銀閣寺の紅葉の見ごろの時期や混雑具合、ライトアップは行われるのかについても一緒に見ていきましょう!
銀閣寺の紅葉はいつが見ごろ?
銀閣寺の紅葉の見ごろは、11月中旬〜12月上旬にかけてです。
(この写真は11月下旬に撮影したものです。真っ赤に色づいてますよね!)
銀閣寺の基本情報はこちら↓
(12月〜2月は9時00分〜16時30分、特別拝観は10時00分〜16時00分)拝観料:500円 (春と秋の特別拝観は別途1,000円が必要)住所:京都市左京区銀閣寺町2定休日:なし
駐車場:なし
(写真撮影のセンスがないのはすみません…^^;)
普段の拝観料は500円なのですが、春の桜と秋の紅葉の季節は特別拝観として別に1,000円が必要となります。
なので今回のように紅葉を見る場合は拝観料として1,500円/1人を支払うことになりますので注意してください。
銀閣寺の紅葉シーズンの混雑具合は?
銀沙灘と向月台(ぎんしゃだん・こうげつだい)です。
チラリと観光客のみなさんが写っていますが、この写真を撮影したのは日曜日のお昼頃です。
休日なのでさすがに人が多いですが、歩けずにギュウギュウということもなく、比較的スムーズに順路を歩いていくことができます。
(写真撮影などで立ち止まると少し邪魔になるかな?)
通路は広いわけではないので、セルカ棒で撮影する場合は周囲の人に当たらないようによく注意してくださいね。
実は銀閣寺は、観光地としては非常に有名ですが紅葉狩りとしてはあまり有名なスポットではありません。
京都には他に、清水寺など大御所の紅葉があるからでしょうね。
それも関係してなのか、日曜日のお昼にしては混んではいますが”それなりに”という感じだと思います。
ただ、銀閣寺近くの法然院は紅葉の名所として名高いので非常に混んでいました…。
銀閣寺からの流れで法然院へも紅葉狩りへ行こうと思っている方は、道路までに溢れる人の多さは覚悟しておいてくださいね。
銀閣寺の紅葉はライトアップされる?
紅葉といえば、夜にライトアップされる景色が幻想的でとても綺麗ですよね。
昼と夜に見るのでは雰囲気が全く違うので、銀閣寺の紅葉もライトアップされるのか気になるところです。
しかし残念ながら、銀閣寺の紅葉のライトアップは無いそうです。
同じく金閣寺もライトアップはされないようで、夜に紅葉を見ることはできないみたいです…。
なぜ金閣寺・銀閣寺のライトアップはないの?
実際に訪れてみると分かりやすいのですが、この2つのお寺は民家のすぐ近くにあります。
どうやら立地条件に問題があるようで、夜間にライトアップをしてしまうと光が外に漏れて周囲の家からの苦情が出てしまうからなんだそうです。
他にも、夜遅くまで開門していると紅葉を見に来る人たちもたくさんやってきますよね。
騒いだり叫んだりの騒音問題や、ゴミを道に捨ててそのまま帰ってしまう人など迷惑行為になることをしてしまう人たちも少なからずですが必ずいます。
人がたくさん集まることによって、そういった迷惑行為に対する苦情も夜間は特に厳しいです。
ですので、今後もこの2つのお寺で夜間のライトアップがされることはないでしょう…。
しかし日中でも十分紅葉を満喫できますよ!
まとめ
銀閣寺は金閣寺と比べると地味だという人もいるかもしれません。(実際銀色じゃないし…^^;)
しかし、そのお寺にはそのお寺の良さがあり、造営した人の価値観や世界観、こだわりを垣間見ることができるので一口に紅葉狩りといっても十人十色です。いや、十寺十色…?
敷地内にある東求堂(とうぐどう)と呼ばれる建物は、春と秋の特別拝観時のみ内部の見学ができるので、訪れて損はないはず。
足利義政がこだわり抜いた銀閣寺と、美しさを綿密に計算し尽くした庭園の紅葉をぜひ味わってみてください!
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