アパートやマンションにお住いの方は、花火をするとなると丁度良い庭がない場合がありますよね。
庭のある一軒家でも、密集住宅地などでは煙が出るため嫌がられたり、夜に騒いでいると近隣の人に怒られてしまう可能性もあり、なかなか花火を楽しむ場所が確保できずに困ってしまうことがよくあります。
そこで『花火ができる、多少騒いでも大丈夫な広い場所』探しとなると、河川敷はどうだろう?と考える方が多いのではないでしょうか?
水場も近くにありますし、広さも十分ですよね。側に住宅が少ない場所を選べば、花火をするにはもってこいかもしれません。
しかし、河川敷で花火をするためには色々と注意しておかなければならないことがあります。
これからご紹介する注意点を抑えておけば、花火をより楽しむことができるはずですよ!
河川敷で花火をする前の確認事項
河川敷で花火をする前に必ず確認しておかなければならないことは、本当に花火で遊んで良い場所なのかということです。
必ず、その敷地を管理している市町村に問い合わせをすると確実です。
ホームページがある場合は、メールで問い合わせをしてみると良いでしょう。
遊んでいる最中に誰かから注意されたり、怒られたりしてしまうと興醒めですもんね…。
広い河川敷だと、中には「河川公園」などの公園が近くにあることもあり、境界が曖昧であったりします。
この厄介なところが、河川敷は火器使用OKだけれど、河川公園は火気厳禁など条例で定められているものもあるということ…。
河川敷で花火をしているつもりが、うっかり河川公園の敷地内で遊んでいたということもあり得る話です。
全ての河川敷内で花火を許可しているわけではありませんので、地図を見たり現地へ行って下調べしておくと良いでしょう。
どうしても時間が取れないのであれば、Googleのストリートビューで良さそうな場所を確認することもできますので一見しておく価値はありますよ!
車で河川敷まで行くのであれば特に、車を置く場所も問題になってきます。
そういったところも、ストリートビューであれば近くにあるコンビニや駐車場を実写で探すことができるのでとても便利です。
大体の雰囲気も掴めますしね!
ただし、ストリートビューが公開された時点から建物が出来たり潰れたり…と、多少なりとも変化はあるということは忘れないでくださいね。
河川敷で花火をする時の注意点
Googleのストリートビューで場所を確認するのも簡単で便利なのですが、それだけでは分からないこともあります。
河川敷で花火をする時に注意しておくべきことは2つあり、そのうちの1つは野犬についてです。
私も河川敷で花火をした時に痛い目を見たのですが、背の高い草が生い茂ったり見通しの良い河原には野犬がいることがあるんですね…。
しかも何匹も。犬は群れて行動しますからね…。
背の高い草がたくさん生えていると、それが目隠しとなって野犬が目に入りにくいです。
しかも、花火は暗い時間帯にするものなので真っ暗だと野犬の存在に気付けないこともあります…。
相手は嗅覚が鋭いので、近くにいると見えていなくても吠えて威嚇してきます。
野犬は居るのか?居るとしたらどの辺りなのか?
こればっかりは実際に訪れないと分からないことなので、ストリートビューも良いですが多少面倒でも現地調査をおすすめします。
噛まれてしまってからでは遅いですもんね…。
それでも下見する時間がないよ〜〜(T_T)という方は、当日真っ暗になる前に現地へ行くか、いくつか候補場所を決めておくと良いですよ!
注意点のもう1つは、夏であれば蚊の対策が必要ですが、河川敷には蚊以外の虫もたくさんいます。
名前は分からないのですが、ムカデのような口を持った細長い虫や、フナムシのような気持ち悪〜い虫もいます…。
なので蚊以外の虫にも注意しておく必要があります。
地面を這ってくる虫が多くいるので、ピクニックシートをひいてもシートに上がりこんでしまいパニックになってしまうことが予想されます…。
そんなの嫌ですよね!!
ですので、少し荷物にはなってしまいますが座る場所を確保したい方はキャンピングチェアーを持参するのがおすすめですよ。
嫌〜な虫がたくさんいる上に、足場も不安定ですのでサンダルを履いていくのはやめておいた方が良いかもしれません。
刺されたり噛まれたりしないために、運動靴に靴下を履いておくのがベストです。
あまりにも肌が露出している服も避けるようにすると良いかと思います。
まとめ
河川敷は公共の場なので、花火で遊ぶ目的以外にも利用している方はたくさんいます。
あまりにも大声で騒いだり、道の真ん中で通行の邪魔をしたりと他の方の迷惑になるような行為は絶対にやめてくださいね。
しっかりと準備をして、ルールを守って花火を楽しんでくださいね♪