自分の臭いというものは自分では分かりづらく、気付かない場合がほとんどです。
周りの人たちから指摘されたり、反応から「あれ…?もしかして…」と気付く方が多いです。
家族ならまだしも、他人から自分の臭いについて指摘されるのは非常に辛い上に恥ずかしいですよね…。
脇の臭いは一度気にし出したらどんどん気になってしまい、「側にいたら匂うんじゃないか…」という考えに陥って最終的に人の近くに居ることすら苦痛になってしまいます。
そんなことは何としても避けたいですよね。
そこで、「まさか自分って…?」と思って不安になっている方に。
自分で脇の臭いをチェックする方法や、臭いを抑える対処法についてご紹介したいと思います!
脇の臭いを自分でチェックする方法
お風呂から出た後に自分の服を嗅いでみる
冒頭で、自分の臭いは自分では分からないとお話ししましたよね。
しかし、どうにかして自分の臭いを嗅ぐ方法は、実はあります。
それはお風呂上がりに脱いだ服の臭いを嗅ぐ方法です。
お風呂に入った後であれば文字通り身も心もリフレッシュされており、先ほどまで着ていた服の臭いをできるだけ客観的に嗅ぐことができます。
すると、脇の部分など脱ぐ時には分かりづらかった臭いに敏感に反応できるようになりますよ^^
ぜひ試してみてください!
脇が臭う原因は?
脇が臭う原因に、生まれつきの体質ということが考えられます。
人の脇や耳の中、肛門などの限られた場所にはアポクリン腺という汗腺があります。
このアポクリン腺は誰しも必ずあるものなのですが、脇が臭う人にはこの腺に少し特徴があり、一般的な人よりもアポクリン腺の数が多く、大きさも大きいことが挙げられます。
一般的な人よりも腺の数が多い上に大きいのですから、汗をかくと量も多く、臭いも通常よりも強くなってしまうことは頷けますよね。
体質ですから仕方ないのですが、耳垢が乾燥しておらず湿っていたり、汗をかきやすい人にはこのアポクリン腺が多いと言われています。
脇の臭いを抑える方法は?
根本的に臭いを消し去るようにするためには、アポクリン腺を取り除く手術といものも存在します。
しかし、難易度が高い上にそこまではしたくないのが本音ですよね…痛いのは嫌ですし…。
そこで、普段から実践できる臭いを抑える方法をご紹介しようと思います!
普段から汗をたくさんかく
たくさん汗をかく体質であっても、スポーツをしている人やサウナをよく利用している人など、常に大量の汗をかいている人の汗にはさほど臭いはありません。
脇の臭いの元となる汗は、かけばかく程サラサラしたものになり臭いも少なくなります。
逆に普段汗をかかない人がたまに汗をかくと非常に臭うことがあります。
ですので、日常的に汗を流しておくことにより臭いを軽減することができます。
運動が苦手な方や、体を動かす時間を取ることができない方には半身浴がおすすめです。
お湯にゆっくりと下半身だけ浸かることによってじんわりと汗をかき、デトックス効果も期待できますよ。
自宅のお風呂でしたら、好きな音楽を聴いたりテレビを見たり、本を読んだりしながら浸かっていられるので非常におすすめです。
ミョウバン水を振りかける
『ミョウバン水』というものはご存知ですか?
焼きミョウバンという粉末を水で溶いたもので、消臭の効果があるとされています。
準備するものは
・焼きミョウバン 50g
・水 1.5リットル
・空のペットボトル (1.5L〜2Lのもの)
のみです。
焼きミョウバン50gに対して 1.5リットルの水でよく溶かし、空のペットボトルに注いで2,3日振り混ぜながら保管します。
溶かした直後は白く濁っているのですが、数日経つと無色透明になりますので色がなくなったら完成です。
作ったミョウバン水は原液となりますので、脇など体の臭いが気になる箇所には20倍程度に薄めてから使用してください。
冷蔵庫に入れておくと約1ヶ月間保存が可能ですが、あまり多くても使い切れませんので分量を考えながら作ることをおすすめします。
焼きミョウバンはスーパーやドラッグストアで販売されていますので、簡単に手に入れることができます。
使用する際は、100円ショップに売られているトラベル用の小さいプッシュ容器に入れておくと非常に便利ですよ♪
もちろん消臭には個人差がありますが、簡単に実践できるのでやってみても良いかもしれません。
まとめ
セルフチェックを行ってもどうしても不安な方は、やはり家族に聞いて自分の臭いについて教えてもらうのが一番確実な方法でしょう。
脇の臭いをできるだけ誤魔化したいからと、香水をたくさん振りまいて臭いをかき消す…という荒技はやめてくださいね…。
目も当てられない…余計に鼻を摘むことになってしまいますからね^^;
少し手間ですが、インナーをこまめに変えるというのも臭いを抑えるには効果的です。
近頃では『スメルハラスメント』という言葉もできているくらいに、臭いというものは大変重要視されるものとなっています。
臭いはどんな時もついて回ってくるものですが、マナーの一環でもありますのでできるだけ抑えておきたいものです。