日本で手軽に本場ドイツのビールを味わうことができるイベント、オクトーバーフェスト。
その名称から10月に行われるお祭りなのかと思いきや、10月以外の月にもイベントは行われます。
由来は様々ですが、この名前は特定のお祭りを指す普通名詞なのです。
ビールの祭典ですので、当然集まるのはビール好きの人ばかりですよね。
しかし、ビールが飲めなくても参加してみたい!
そんなことは果たして可能なのでしょうか?
そもそもオクトーバーフェストとは?
オクトーバーフェストとは、600万人以上の人々が800万リットルもの膨大なビールを消費すると言われている世界一大きなビールの祭典です。
元はドイツのミュンヘンのお祭りなのですが、日本では2003年から各地で開催されるようになりました。
日本でも期間中に約50万人もの来場があり、非常に人気の高いイベントとなっています。
本場ドイツのビールを味わうことができることで有名で、屋外でテントや長いテーブルが設置され、装飾の派手なお店が並びます。
日本でのイベントは各地で約10日間行われ、入場は無料です。
オクトーバーフェストはビールが飲めなくても楽しめる?
オクトーバーフェストは、ビール好きのビールのためのビールによるお祭りです。
そこへ ビールはあまり得意ではないという方が参加しても大丈夫なのでしょうか?
もちろん大丈夫です! ビールが苦手でも十分楽しめます。
お店によってはビール以外にソフトドリンクを販売しているところもあるので、無理にビールを飲まなければならないというわけではありません。
単純にソーセージなどの食べ物を楽しむという方も多いそうです。
しかしオクトーバーフェストのビールは、銘柄によっては苦味の強いものもあれば、旨味と香りで苦味がほとんどないものと多種多様です。
もし日本のビールで「苦味があって飲めない」と敬遠されている方は、同行者のビールを少し味見させてもらうなどして味わってみてはいかがでしょうか?
「なんだ!案外飲めるじゃん!」と新たな発見があるかもしれませんよ!
オクトーバーフェストで飲むことのできるビールの中でも、“ホフブロイ”のラガーは苦味が苦手な方におすすめのビールです。
オクトーバーフェストのビールは高い?!
よく言われているのは、オクトーバーフェストのビールは高い!ということです。
では、高くなってしまう理由は何なのでしょうか?
このイベントでは”デポジット制”という制度を採用しています。
まずビールのグラス預かり金として飲食代とは別に1000円が必要となります。
グラスの破損防止のため、ビールを購入した時に保証金としてグラス代金を支払い、返却時に問題がなければ支払った保証金分を返金するシステム。
1杯目のグラス代を支払えば、2杯目以降は空いたグラスをお店の方に渡すことでビール代のみで購入ができるようになります。
ビールの値段も、お店によって違いはありますが日本のお店と一緒に考えてはいけないことに注意してください。
値段については概ね、一杯(500ml)が1300円〜1500円程で販売されています。
ソーセージやプレッツェルなどのおつまみでも、500円〜1000円と少々お高めの値段設定です。
普通のお店ではありませんので、こればかりはイベント料として高いと割り切らなくてはいけないところかもしれませんね…。
それでも、本場のドイツまでの旅費を考えれば遥かにお得です。
ドイツの雰囲気を味わいつつ、ビールを飲んでみたい!という方には是非おすすめですよ。
プロースト!(乾杯!)
まとめ
オクトーバーフェストのビールは、日本の一般的なジョッキよりも大きいものもあれば小さいものもありサイズは様々です。
値段設定は少々お高めですが、大きなものならば5杯も10杯も飲んでしまうということはほぼないでしょう。
ビールによって注がれるグラスの形も違いますので、ビールを楽しみながら凝った形のグラスを眺めるのも楽しいですよ!
写真映えもするので、ついついグラスを横に並べて写真を撮りたくなってしまいます。
ビール好きが多く集まるイベントですので、みんなでワイワイ盛り上がってビールを味わうのも楽しいですよね!
たくさんの人が集まることが予想されますので、ハメを外しすぎないように、自分のペースを崩さずに楽しみましょう!