あなたは、米寿(べいじゅ)祝いをご存知でしょうか?
一度は聞いたことがあるかと思いますが、お祝いをする年齢はご存知ですか?
2017年現在で、男性と女性 共に日本人の平均寿命を上回って初めての長寿祝いが米寿となります。
今回は、米寿祝いを行う年齢や意味、イメージカラーについてまとめてみました。
米寿のお祝いをする年齢は?
米寿祝いを行う年齢は、数え年の88歳(満87歳)です。
米寿の由来と意味は?
88歳が米寿と呼ばれるようになった由来には、米という漢字がキーワードとなっています。
米寿の『米』の字を崩してみると、漢数字の『八』『十』『八』に分解することができます。
このことから、米寿は88歳を迎えた人を指すようになり、長寿を讃えてお祝いするようになりました。
また、末広がりの八が2つ重なっているところからも、88歳が米寿とされました。
私たちにとってお米は主食ですので、お祝いの漢字に『米』が使われていることから、米寿祝いは日本人にとって馴染み深いものなのかもしれませんね。
米寿のお祝いでは何色が用いられる?
米寿では、黄色(金茶)が長寿祝いの色とされています。
黄色は明るさ、活発、ユーモア、好奇心旺盛などを連想させる色であり、金茶に近付くにつれて落ち着きや高級感がイメージされます。
風水では金運UPや幸福の色として黄色が使われていますよね。
また 若さをイメージさせる色でもあり、米寿祝いで使用される色として「これからも若々しく元気で長生きしてね」という意味も含まれています。
まとめ
米寿とは、数え年の88歳(満87歳)のこと。由来は『米』を崩すと『八十八』と読めることから。
作物のお米を収穫するには、土を耕して水を張り、田植えをすると稲が倒れないように様子を見ながら手入れをして…と非常に多くの労力が必要となります。
米寿を迎えられた方も、日々の努力や苦労の積み重ねによって88歳という年齢に達したのです。
素晴らしい長生きをお祝いをすることも然り、それまでのおじいちゃんおばあちゃんの努力や苦労をいたわるためのお祝いの風習でもあるのです。