お盆が終わると、すぐにお彼岸がやってきます。
お墓参りしたばかりなのに、またお墓参りに行かなきゃ!とバタバタしてしまいますね。
実家から出て、遠方で生活されている方にとってはお彼岸のお参りは少し大変かと思います。
お彼岸のお墓参りには、いつ行けば良いのか?
お参りに行く時間帯が決められていたようなことを、聞いた気がするけど…?
そもそも仕事のお休みが取れないし、行けない場合はどうしたら良いの?!
そんな疑問をまるっと解決しちゃいます!
お彼岸のお墓参りはいつ行けばいい?
お彼岸は、年に2回、春と秋にあります。
期間は、春分の日と秋分の日を中日として、前後各3日を取った1週間です。
2017年は、
彼岸入りが9月20日(水)、秋分の日が9月23日(土)、彼岸明けが9月26日(火)です。
基本的に、この期間内であればいつお参りに行っても大丈夫です。都合の良い日を見つけてお参りしましょう。
お彼岸のお墓参りで一般的なお参りの時間帯は?
「お墓参りは明るい時に行く方が良い」「午前中に済ませておくべき」などと、どこからか聞いたことがあるかと思います。
暗い時にお墓へ行くと「霊がつく」と言い伝えられている所もあるようで、その言い伝えが徐々に広がり、「午前中に行かなければならない」と変化していったと考えられます。
しかし、上記は言い伝えであり根拠はどこにもありませんので、絶対に守らなければならないルールではありません。
かといって、夕方や夜にお参りへ行くのは防犯上あまりよろしくありません。
霊より生身の人間の方が数倍怖いですからね…^^;
他には、「1人でお墓参りに行ってはいけない」とも言われていますね。
1人だと霊に連れて行かれる可能性があるからだそう。こちらも根拠という根拠はありませんが(苦笑)
まとめると、明るい午前中に2人以上でお参りに行くと良いということですね!
お彼岸のお墓参りに行けない場合は?
お盆であれば、お休みが貰えるお仕事の方は、遠方からお墓参りのために帰省することも可能です。
しかしお彼岸には長い連休はありません。土日の2連休くらいです。
帰省が難しい場合や、都合がつかずお参りができないという方は仕方ありません。
スパッと諦めましょう。
…と、潔すぎてもいけませんが(汗)
もし事前にお参りができないと分かっているのであれば、お詫びにお供え物のお菓子を送るのも手です。
「申し訳ないけれど、私の代わりにお供えとお参りをお願いします」と同時に伝えておきましょう。
私の祖母も毎年お墓参りは欠かせないのですが、高齢のため同じ都道府県内でも遠出してまで親戚のお墓参りはできません。
なのでいつもお菓子と御布施を預かって、代わりに私がお参りをしています。
何もしないよりは、お菓子だけでも相手におくるのとおくらないのでは全然違いますよね!
事情にもよりますが、(私のような)間を取り持ってくれる人がいるのであればお参りを頼むに越したことはありませんよ!
相手との関係も悪くはならないはずです。
お参りができないのであれば、自宅でお墓の方角へ向かって拝むなどできる範囲で対応しましょう!
まとめ
基本的にはお彼岸は1週間という期間内にお参りを済ませますが、厳しい縛りではないため強制事項ではありません。
お参りへ行くという行為が大切なのであり、ご先祖さまを敬う気持ちが一番大切なのです。
中にはお彼岸の期間中は他の親戚の人たちがお墓参りをするため、お供えしたお花がしおれたりお墓が少し汚れてしまったタイミングを見計らって、わざと後にずらしてお墓参りへ行く方もいるようです。
確かに、お墓もお花も綺麗な状態で大勢が押しかけてもお彼岸が終わってしまえばノータッチ…というのはご先祖さまも少し寂しいですよね^^;
ちなみに、春のお彼岸では『ぼたもち』。秋のお彼岸では『おはぎ』と呼び名が変わるそうです。
同じ食べ物なのに季節で呼び名が違うのは、日本独特の感性ですね。
今年の秋もお彼岸のお参りを行い、美味しいおはぎを食べましょう♪
…あれ、違うか^^;