ゆでたまごを作ったけど、殻が上手く剥けずにボコボコ穴だらけ!
なんで綺麗に剥けないの!?
殻がスルッとはがれる時もあれば、白身がくっついてなかなか剥けない時もありますよね。
なっかなか剥けないと、本当にイライラしてきます。
どうしてこんなに差があるのか?原因って何なのか?
理由を知って、殻を剥くのもイライラもスッキリさせたーい!
ゆでたまごが綺麗に剥けない原因は?
ゆでたまごが綺麗に剥けない原因に、鮮度の問題があります。
実は、剥きにくいたまごほど、産まれたてで新鮮なんです!
産まれたばかりのたまごの白身には二酸化炭素が多く含まれていて、加熱すると二酸化炭素が膨張して白身が殻にくっついてしまうんです。
茹でる前は殻にヒビが入っていなかったはずなのに、茹でた途端に亀裂が入って白身がこんにちは!しちゃった経験ありませんか?
それは新鮮なたまごの証拠なのですが、どうやら茹でるには向いてなかった…ということです。
鍋いっぱいに白身が飛び出しちゃうと、お鍋の洗い物が一気に面倒になるんですよね…トホホ…。
どんなたまごを茹でればいいの?
ゆでたまごを作るのは、2週間ほど置いたたまごが最適です。
たまごの表面には目に見えない穴が空いていて、自身が呼吸ができるような作りになっています。
新鮮なものは白身に二酸化炭素がたくさん蓄えられていますが、時間が経つにつれ、表面にある穴から二酸化炭素が抜けていきます。
二酸化炭素が少なくなると、茹でた時に膨張して白身が殻に押し付けられることもなくなるので、簡単に剥くことができるようになります。
急いでいる場合は、前日に冷蔵庫から取り出して常温で置いておくと良いです。
夏場だと一晩外に置いておくだけでもすぐ痛んでしまうので、実際に行う際は気をつけてくださいね。
できるだけ綺麗に剥きたい!コツって?
ゆでたまごを作るためだけに、わざわざ古いたまごを用意しておくのも面倒。
新鮮でも、綺麗に剥きたい!という方に実践してもらいたいコツを紹介します。
画鋲で穴をあけておく
たまごの下側(緩やかな丸みを帯びている方)に、画鋲や錐で1ヶ所だけ穴をあけておきます。
茹でた際にこの穴から二酸化炭素が排出されるようになるので、剥きやすさがグッと上がります。
あまり大きな穴をあけすぎると、そこからひび割れが起こったり白身が飛び出したりする可能性があるので、できるだけ小さめにしておきましょう。
画鋲で穴を開けるのが怖いな…という方には、こんな商品もあります。
【サンクラフト】 たまごの穴あけくん EG-01 [ゆで卵 アイデア商品 簡単 …
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たまごのお尻を、ニワトリの穴があいた部分にぐっと押し付けることで穴をあけることができます♪
お酢を少量or塩をひとつまみ入れた水で茹で、冷水につける
お酢を入れることによって、茹でる際のひび割れを防ぐことができます。
茹でながら菜箸などでコロコロと転がしてあげると、黄身が中央で固まりやすくなります。
乱暴にかき混ぜて殻を割ってしまわないように気をつけましょう!
茹で終わったらお湯を捨て、すぐに冷水につけてあげると白身がキュッとなって殻が剥がれやすくなります。
氷をたくさん入れて、氷水に浸してやると尚効果的です。
茹でる時にできてしまった多少のヒビであれば、氷を使うことによって目立たなくすることができます♪
まな板の上で転がして殻を割る
茹で終わって殻を剥く段階で、まな板やキッチンのシンクなど平らな所で転がし、殻に全体的にヒビ割れを作ります。
あらかじめ全体を割っておくことで、薄皮に殻がくっついて、つるるーーーん♪と面白いように剥くことができます(笑)
溜めた水の中で剥くか、蛇口から水を少量出しながら剥くと綺麗にはがれていきますよ♪
まとめ
新鮮なたまごはひと手間加えて
初めから少し古めのたまごがあれば良いのですが、新鮮なたまごでも穴をあけたり二酸化炭素を上手く処理してやることによって、綺麗に剥くことができるようになります。
おでんなど、潰れたゆでたまごだと料理として使えない時に、ちょっとした作りかたのコツを知っていると非常に便利ですよね。
ひと手間加えて、ノンストレスなゆでたまごを作りましょう♪